「光庭のある町家」外部足場を外し、内部仕上げも完了しました
「光庭のある町家」は、先週外部足場が撤去され外観を現しました。外部は、2箇所の光庭の植裁と木製格子を取付けて、内部は細かい造作を行って完了になります。 オープンキッチンと施主様手づくりのダイニングテーブルは、リビングホールの中心に配置して、奥様の家事動線と大人数のパーティもできるよう工夫しています。 木軸組材は、宮城県産杉材の燻煙乾燥材を使用して要所の部材を現し仕上としています。光庭とハイサイドライトから差込む自然光は、スイス漆喰壁を伝い反射され室内に爽快感と豊かさを与えてくれています。
今週末の17日(土)・18日(日)はオープンハウスを開催します。みなさまご来場いただき、是非この空間を体感して見てください。
「光庭のある町家」内外部の工事進行写真を更新しました。
上左:北面の構造用合板張り状況。
上右:北面の外張り断熱上防湿シートを張った状況。右開口がポーチ入口。
中左:屋根上から北側を見る。外壁の発砲系断熱材を使った外張り断熱気密工事状況。
中右:屋根・外壁工事終了写真。
下左:リビングダイニング。ダイニング付近から南側の屋根が競りあがったテラス方向を見る。
下右:リビングダイニング。リビングから光庭方向を見る。2階床の見えるところは寝室。






「光庭のある町屋」実施模型を掲載しました
住宅密集地内のこの敷地は、間口7m奥行き53mと南北に細長く、建築も呼応するような配置とっています。そしてその内部要所に光と風を呼込む為の穴を開け、さらに1・2階内部の用途に応じて屋根を互いにせり上げた建築形態のデザインとしています。
外周の通し柱材は、約1,600と1,820ピッチで全て登り桁・梁と接合されています。
ポーチと2ヶ所ある光庭には、風通しを確保しながらも隣家との視線を遮断する為の木製格子を設置しています。
また、光庭上部の2階バルコニーからは容易に屋根に上る事が可能な計画になっています。








「光庭のある町屋」基礎工事が進行しています。
「光庭のある町屋」は、原町小学校近くの町屋割りされた南北に細長い敷地特性を生かしながら計画した住宅です。 建築内に光庭を2箇所設けて室内に自然光と風を取込むよう配慮しています。また南北2箇所設けられたアプローチは、北側をパブリック的、南側には露地に繋がるプライベートなアプローチ(生活動線)として使い分ける配置になっています。 外観は、各部屋の床面積に応じて気積を変化させ、しだいに広がって行く内部空間をそのまま建築デザインとして表現しています。小屋組現しのナチュラルな室内は、生活豊かさを与えてくれる事を期待しています。
上左:ベタ基礎配筋状況全景。敷地南側から建築(基礎)越しに前面道路方向を見る。 上中:基礎と柱を直接接合させるホールダン金物アンカーの設置立会い確認。 上右:ベタ基礎ベース配筋立会い確認。 下左:ベタ基礎コンクリート打設工事。手前が南側階段アプローチ。 下中:階段アプローチ越しに露地方向を見る。 下右:先行して工事中の階段アプローチ。擁壁型枠工事中写真。