構造用合板の工場立会い検査を行ってきました
「薪ストーブのある家」の内壁仕上げ全面に使用する、構造用合板の工場立会い検査を行ってきました。ロシア産唐松材を素材としたJAS規格の3×9版で、厚みが8.5mmの構造用合板(ラーチ合板)です。合板は丸太をかつら剥きして交互に張り合わせたものですが、製造上構造用合板などの下地に使用するものは節があるのが一般的。今回の薪ストーブのある家では、化粧材として使用するために極力木目が揃い、無節に近いものを使いたく、工場立会いで厳選してきました。
左:合板工場の内部写真。この工場では、合板の実加工や表面仕上を行う。 中:主な物を立てかけて合板の板目を見比べ、表情に差が無いかなどを確かめる。 右:長さが2.73mあるので、床から天井まで一枚で取れる。
不思議な建築と空間を探検してきました
休日を利用し、ドライブをしながら、不思議で面白い建築の未体感空間を探検してきました。東北自動車道路から一気に首都高速・高速1号線を走りぬけ、横浜に向かいました。帰仙時には、途中大谷に立ち寄り、地下採掘場跡の神殿のような荘厳な空間を体感してきました。
左:アサヒスーパードライ/首都高速道路上から見上げた写真。巨大な黄金のオブジェが周囲を圧倒している。ビアレストランがある内部空間もそのスケールと形態には驚く。特にトイレスペースは面白い。設計は、フィリップ・スタルク。
中:横浜港大桟橋国際客船ターミナル/山下公園と赤レンガ館の間に位置している。写真は、開放感いっぱいの床がウネウネになった屋上デッキに対して、暗い多目的ロビーフロアで、折り紙を折ったような鉄板でできた洞窟空間になっている。またその鉄板は、巨大な船底スペースとも思わせる未体感空間。設計は、国際コンペを勝ち取ったfoa。
右:大谷資料館/有名な旧帝国ホテル(設計フランク・ロイド・ライト)にも使用した大谷石の採掘場跡を活用した現地資料館。写真はその廃坑になった内部空間の写真ですが、狭い階段を下りて行き、たどり着いた瞬間は声も出なくなるような感動を覚えました。石を採る目的で掘られできた洞窟空間ですが、構造的な意味で床面積の1/3程残した巨大な石柱との関係が、荘厳さも伝わってくる不思議な空間でした。現在は、コンサートや美術展、演劇にも利用されているとのことです。
「安達ファームの新旬NEWS」米づくり
<安達ファームの米づくり?01>
今年も安達ファームの米づくりが始まりました。春の催芽籾づくりから、秋の稲刈りまでおおよそ半年かけた「新米づくり」です。途中、水管理・追肥・除草などの手間をかけ、秋には頭をたれた黄金色の稲穂を収穫し、労いを兼ねた楽しく嬉しい「新嘗祭」を皆で行うことを早想いながら、先日の4月15日に「播種」を行いました。
左 催芽籾/温度管理された水の中で籾を発芽させ、苗箱に播きます。 中 ハウス1/土を入れた苗箱に幡種し、さらに冠水・覆土してハウス内に並べた状態。この後数日で芽が出てきます。 右 ハウス2/3週間程経過し、出芽して第2~3葉が出て緑化してきました。さらに第4葉が出、 15cm程になったら、いよいよ「田植え」になります。この頃は毎日朝夕の水掛が日課となり、日に日に元気な成長が見られます。