大人のためのやさしい絵画教室 / No.19
一般にデッサンを描くとき、形や明暗の調子が正確に描かれている作品が
良い作品とされています。 でも、いくらモチーフを正確に描いたとしても、
一枚の画面の中でのバランスが悪いのでは元も子もありません。
そういう意味では、構図が重要といえます。
しかし、アトリエなどで数人の人達と同じモチーフを描くとき、自分の座った位置から見て、
ベストと言えない物の見え方の時があります。(自分一人でモチーフを組む時は自分が
納得するまでモチーフを動かせますが・・・)
そういう時は、上手い嘘をついて臨機応変に位置をずらしたり、大きさを変えたりと自由に
描いてみてください。
あくまでも主役は自分なのです。
モチーフに引きずられるのではなく、柔軟な考え方が魅力的な絵を描く上で大切です。
そんな柔軟な考え方が身につくと、油絵を描く時にも大いに役立つと思いますよ。
三種類のガラス製品と動きのあるロープ
皆さん自分の持ち味を発揮して、熱心に描くことができました。
描いた後は額に入れて家に飾りましょう。
見ているうちに、次の作品の課題やヒントが見つかります。
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